「道の駅あいの土山」隈研吾建築とソフトクリーム盛り放題のひととき

2025.10.29

先日、滋賀県甲賀市土山町にある「道の駅あいの土山」に立ち寄ってきました。
国道1号線沿いにあるこの道の駅は、なんと建築家・隈研吾さんが設計を手がけた建物です。
木と土の温もりを感じる外観が印象的で、地域の風景にしっとりと溶け込むように建てられています。

   

   

近づいてみると、深い軒の出や格子のリズムが美しく、柔らかい陰影をつくっています。
自然素材を生かしながら、現代的なディテールで整えられている点に、隈さんらしい「和のモダニズム」を感じました。
設計士としてこうした実例を見ると、「地域の素材」「光と風」「人の動線」をどう融合させるかのヒントがたくさん詰まっています。

    

そして、もう一つ外せないのが「ソフトクリーム盛り放題」!
レジでカップを受け取って、自分で好きなだけソフトを盛るというユニークな体験ができます。
最初は控えめに…と思いつつ、設計士の性なのか、気づけば“安定感のある立体構造”を意識して三層盛り(笑)。
甘さ控えめの「土山茶ソフト」は香りが豊かで、地元の味をしっかり堪能できました。

現場や打合せで各地を回る中、こうした“建築と地域が調和する場所”に触れるのは本当に刺激になります。
隈研吾さんの建築を間近で感じながら、ソフトクリームを味わう――
短い滞在でしたが、設計士としても旅人としても心地よいひとときでした。